日別アーカイブ: 2013年6月15日

5月の京都 2日目 京都御所

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午前中仙洞御所の参観を済ませ、お昼を食べて午後1時から京都御所の参観だ。蛤御門を出て信号を渡ってすぐはす向かい、烏丸通り沿いにホテルがあって、そこのレストランでランチ。結構おいしかったし、なんだかヘルシーだったな。名前忘れたけど、いいかも。

さてと今度は京都御所の入口へ向かう。そしたら、御所内になんとおそばだか、うどんだか食べられる休憩所を発見。ここでもよかったな、と思いながら記憶にとどめる。またまた砂利道だな、歩くことは分かっていたからナイキのエアーなんだけど、大好きな黒いコールハーンは真っ白になってしまった。御所に行くときは、靴には気を付けなければ。同伴者、黒いフェラガモ真っ白だし。

京都御所の前に、またまた宮内庁パトカーあり。仙洞御所前で見たナンバーは9715だったけれど、今度は9712だ。いったい何台あるのだろうか・・・

京都御所は桓武天皇が奈良~長岡京~ときて遷都された平安京中心部。砂利が敷き詰められた御所内には、位の高い公卿の屋敷があったらしい。よく見ると、何々邸跡と書いてあるからそれを見るのも面白いかも。

御所の参観は1回の申し込み人数が多く設定してあるせいか、結構簡単にゲットできるかもしれない。

こちらも大きな御車寄がある。昇殿を許されたものだけが、参内するときにこの玄関を使って奥の間に入る。

 

位の高い順から、公卿の控え室、虎の間。

 

京都御所 諸大夫の間 虎の間

 

そして、殿上人の間ともいわれている、鶴の間。

 

京都御所 諸大夫の間 鶴の間

 

諸大夫の桜の間。

 

京都御所  桜の間

 

桜の間専用入り口。諸大夫は先ほどの車寄からではなくて、ここから上がって桜の間に入る。

 

諸大夫の玄関

 

新御車寄。大正天皇が入洛するときにつくられたとか。

 

京都御所 新御車寄

 

その先右手に建礼門があり、左手にきれいな朱色の承明門(じょめいもん)がある。奥に紫宸殿(ししんでん)が見える。

 

京都御所 承明門 

 

はるかかなたに見える紫宸殿、微妙に見えるか見えないか、高御座、御帳台が見える。

 

京都御所 紫宸殿

 

紫宸殿は正式な儀式、即位式などを行う京都御所の象徴ともいえる格式の高い正殿。大正天皇、昭和天皇の即位式もここで行われた。今上天皇の即位の例は皇居内で行われたけれど、遠くにかすかに見える高御座(たかみくら)と御帳台(みちょうだい)を東京まで運んだのだそうだ。もちろん、儀式が終わったら京都御所へ戻したとのこと。それくらい、天皇家の儀式は格式が高くて変わることのないすごいものなんだと思ったりして。

 

御所内の建物の屋根は檜皮葺(ひわだぶき)でできている、こんな構造になっていて、断面図。

 

京都御所 檜皮葺断面図

 

檜皮葺の技術はまだ継承者がいくらかいるようだけれど、この檜皮葺に使われている竹の釘、この釘がもうどんだけ?というくらい使われているのだけれど、この竹の釘は手作り。いまや日本でこれを作る職人さんは一人だけになってしまったとのこと。誰か、興味のある方は弟子入りしてくださいとのことだった。もう、この年じゃ遅いな。もっと早くに知っていたら考えたのに・・・

 

紫宸殿の背後に建っている清涼殿。

 

京都御所 清涼殿

 

枕草子にも出てくるけれど、御常御殿ができるまで天皇が日常の生活を送っていたところ。夏は涼しく、冬はなるべく寒さをしのげるようになっているとのこと。でもな、京都の冬は寒いし。

 

この大きな額の中には、天皇のスケジュール、というか当時の行事予定表が納められている。これだけでなんと半年分。裏側に、残りの半年の行事が書かれているとのこと。

 

京都御所 清涼殿 半年分の行事予定

 

格式の高い天皇家だから、たぶんこの行事のほとんどがいまもなお残っていて実行されていることであろう。それにプラスして、ご公務をこなさなければいけないのだからさぞや大変なことだろうと思う。

 

紫宸殿の北東側にある小御所。

 

京都御所 小御所

 

かの王政復古の大号令が小御所会議はここで行われたが、昭和29年に焼失、昭和33年に復元されたもの。ここで気になるもの発見!

 

京都御所 御所貼り

 

この微妙な障子紙の貼り方、御所貼りというらしく、外から見るとこんなだけれど、中にいると光の加減が微妙にいい感じらしい。ぜひ、やってみたいと思われ。しかし、とっても大変そうだけど・・・

 

蹴鞠の庭と呼ばれる、小さな広場あり、その横にある御学問所。

 

 

京都御所 御学問所

 

一層書院造りに近い建築で、学問だけではなく、臣下と対面する行事などにも使われた。

 

御池庭。

 

京都御所 御池庭

 

ここもさすがに、すごい庭だ。仙洞御所にしても、京都御所にしても、御所内庭園の手入れははんぱない。やはり、修学院離宮や、桂離宮は次回絶対行かなければと思う。

 

今回のガイドさんというか、宮内庁案内人さんは橋爪功さん似の渋いかたで、説明がすごく丁寧。京都御所の参観時間、60分コースのはずなのに、20分くらいオーバーして回ってくれたよし。かなりラッキーでした。でも、でも、砂利道だからまじ靴真っ白・・・

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