香港グルメ 2012 その3 天龍軒 ザ・リッツカールトン・香港

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お楽しみの夜の食事というと、1日目は到着後すぐにMac’sに行って雲呑麺を食べ、日本チームの試合を見にセブンス会場へ行っていたので、軽くホテルのラウンジでめちゃうまのサンドイッチを食べる。

そして2日目の夜は同行者超悪爺の特権にあやかり、ザ・リッツカールトン香港内にある天龍軒にて高級広東料理をご相伴させていただく。

ザ・リッツカールトン香港といえば、香港で2番目に高い118階建てのビルだ。九龍島の海側に突き出たように建っていて、下はショッピングモール、もうちょっとしたら大陸からの特急電車(新幹線なんだろうけど怖いな)の駅ができる。

高層ホテル→ダイニングは上の階?→高所苦手。今日はとっても素敵なところでの食事ですよ、と運転手のケンさんに言われ、うう~~となる。

いままで経験したド高いところでの食事といえば、台湾の101。80何階かにある、台湾料理「欣葉」だ。あのときはしょうがないから、最初から飛ばして飲んじまったっけな。と、今回も飲まなきゃいられやしないと、頭の中で和田アキ子の歌が鳴っていたのであった。

で、もう、1階のエレベーターホールからして眺めがいい。エレベーターに乗って、なんとフロントのある103階まで直行。直行ですかい?101だって、2回くらい乗り換えるのに。さすが、香港。地盤が岩盤で、地震の心配もないんだろう。103階でエレベーターを降り、エスカレーターで1階降りたら天龍軒がある。ミシュラン1つ☆店だ。

あたり、きらきら。ド、きらきら

店内奥にある個室までの通路はきんきらで、両脇はワインセラーだけど、なんてまぶしい通路なんだか。

眺めがよすぎて、くらくらしながら食べていたので、最初のほうの画像がない。定番の子豚の皮のカリカリとか、激うまの焼豚、前菜などとにかく美味しかった。前菜だけだと、ミシュラン3つ☆の龍景軒とはあまり変わらないようだったような・・・

どうしても日本の伊勢海老のほうがいいと思っちゃうけれど、広東風の調理もなかなかなもの。やっぱ、香港のシーフードは美味しいし安全・安心だ。

めちゃんこ美味しいガルーパ!日本の中華では、なんであんまりないのかな、この料理。ガルーパはハタらしいけど、ムツとかでもこれつくれそうだ。

で、口の中ねぎいっぱいで、よく見たら残酷だけれど、いやいや、頭は美味しかった。

いやはや、天龍軒、場所が高いだけではなくて値段も高そう。

で、究極のとどめのデザート!

いままで、台湾、シンガポール、そして日本で燕の巣のデザートを幾度か食べたことはあるが、こ、こんなにいっぱい入ってるのは初めてだいっ。春雨じゃないんだよ、燕、燕の巣だよ、どーしたらいいの?と思いながらがつがつ食べる私。左から、ココナッツミルク、ハニー、杏仁ミルクと好きなだけ、好きな味で食べられるのである。本当にその後何日か、私の肌はつるつるであった。

で、デザートもういっちょ。

だけど、甘いものは苦手なので皆さんにさしあげて、ひたすら飲んでいた。シャンパン、(へへ、クリュッグお願いしちまったよ)赤ワイン(GAYA)で、自分が高いところにいるなんて忘れられるぐらいに。そして食後はやっぱり、グラッパをいただく。これ、ボトルごと買ったらしい・・・

高そうなグラッパだな。ま、ご馳走になるんだから徹底的にご馳走にならなければ相手に失礼だ。と、またまたぐびぐび飲んで、この日の食事は終わり。天龍軒、まさに天に昇る龍の背中に乗っかった気分であった。うまし。

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