2010年中国旅行 大同  雲崗石窟

標準

天空の城、じゃなかった、天空の寺懸空寺をあとにして、バスは山西省黄土高原を走る。

     黄土高原なう

 

なんだかすごい地形。

大同の街にて昼食をとり、またバスは走る。ちなみに大同という街、なんてこたない街だったようだが、ただいまやたら開発中。なんでも、観光都市にするらしい。

走ること1時間半くらいで、今回の旅のメイン雲崗石窟にやっと着く。

入口は立派な門構え。

3万人が住む村だったが観光のために時間をかけて人を追い出し、村を壊して石窟見学用にしたらしい。流石中国はやることが違う。何でも大雑把、じゃなかったスケールが大きい。人の土地ではなくて、国の土地だから問題なくそういうことをやってしまうところがすごい。

中国三大石窟といえば、洛陽の龍門石窟、敦煌の莫高窟、大同の雲崗石窟。龍門石窟は何年か前に見にいったし、敦煌はこの時期えらく寒いらしく大同に来たというわけ。

石窟に描かれている石造をモチーフに、新しくつくられた石塔が並んでいる参道。

             

ここをつくった仏教の高僧曇曜の石造

           

 

石窟は東西1kmにわたって、53の石窟がある。これを全部ちゃんと見るには、かなりの時間がかかるということで。今回は大きな石窟を幾つか見て、説明をしてもらう。

石窟の入り口にある伽藍は、あとから建て直されたもので、本当は全部の石窟に伽藍があったんだと。

   再建された伽藍      伽藍が焼けてなくなっている入口

 

まず伽藍を建てて、一番上の窓から壁を掘っていく。どんどん掘って石窟の天井から掘っていく、仏像は頭のてっぺんから下へ彫っていく。

一番大きな第3窟は、もともとの洞窟だったところを彫っていったので仏像に足場をさした穴が点々とある。

 

大きな三体の仏像。西方三聖↑正面観世音菩薩

 

ここを彫った人たちは奴隷とか、そんなんじゃなくて熱心な仏教徒たちで総勢4万人とか。遠くスリランカから来た人たちもいたらしい。ギリシャ的、インド的、中国的が入り交ざった感じ。ここに似た石窟はバーミヤンだとかって、ガイドが話してた。それから、ネクタイをしているような仏像があり、それはチョゴリなんだと。ネクタイのように見えるのはチョゴリの胸元で結ぶ紐らしい。半島からも彫りに来ていたということ?

   色彩がいまでも残っている すごい数の仏像

           

↓よく見ると、楽器を奏でる天女がいたり、インド舞踊を踊っていたりとかなりオリエンタルで文化の幅を感じる。

                

 

載せたい写真はたくさんあるがきりがないので。最後一番でっかい、この方。

            露天大仏

 

でかーっ!この日はすごいお天気で、真っ青な空に映えていた。中国の石窟は数多く、成都の龍門石窟、劉家峡の柄霊寺石窟、天水市郊外の麦積山石窟をすでに観光している。それに比べたら、ここが一番じゃないかと思った。熱心な仏教徒たちが幸せな気持ちで彫っていたんだ、ということが伝わるような、そんな場所だった。機会があれば、もう一度ゆっくり見に行きたい。

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