月別アーカイブ: 11月 2010

青いトマトの恐怖

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房総も寒くなってきて、そろそろ冬場の野菜を植えなきゃだし、来年の春夏のために土を耕さなきゃいけない。夏の野菜を処分する。もう収穫も終りなんだが、青いフルティカトマト、ミニトマトが大量に残る。

このトマトは一体どう処理すべきか、食いしん坊な私はネットでレシピを検索。結構いろいろと流用できそうだったので、試してみる。

まずスライスしてめんつゆで食べてみる。まだまだ苦味がある。

一番多いレシピがぬか漬けと、味噌漬け。しかし私は血圧関係により、そういう類は家で作らない主義。

どうしたものかといろいろ見ていると、フライド・グリーン・トマトっていうのがあるじゃん。なんでもアメリカのどこかでは、青いトマトをフライにするとか、粉をまぶしてソテーして食べるらしいのだと。正にその名の映画まであるらしい。

http://cinema.pia.co.jp/title/3822/

こりゃいいわ、と青いトマトをスライスして、全体に小麦粉をまぶし、フライパンで多めの油でソテーして、塩コショウなんかして味見をすると、結構いける。これだけじゃ物足りないと、とじた卵を入れてスクランブルする。

超おいし~。と、フルティカトマト15個くらい分のそのフライド・グリーン・トマトをご飯のおかずにぺろりとたべてしまう。ちょっと苦味があったけれど、卵で気にならなかったし、ゴーヤだって苦いじゃん、と軽い気持ちで完食したのち悪夢が始まる。

食後に仕事をしていると、なんか寒気がしてくる。風邪かな?そしてむかむか、つわり?(なはず絶対ないし)そして、胃がむずむずしてくる。こういう感覚、昔ダイエットのためにリンゴ酢飲みすぎて同じようなことがあった。と、思い胃薬を飲む。しかし、まだざわつきは治まらない。ついに嘔吐してしまう。(もちろんお手洗いですわ)本当にぜ~~んぶ吐き出してしまう

私、一体ど~なってるんだか。と、まさかと思い、青いトマトのレシピとかじゃなく、もう一度検索してみる。すると、すると「青いトマトにはトマチンという毒が入っていて、食中毒のような症状が起こり、大量摂取すると死に至る」、らしいのだ。ひょえ~~~~。そんなの知らなんだ。何でも、トマトが青いときに毒素を持っているから虫もよりつかず、実っていくんだと。そういえば、キュウリには虫がついたが、トマトは無事だった。特にこいつら(トマト)は毒性が強かったのね。

ということで、青いトマトにはご注意。でも、トマチンを消す食べ方というのもありそうだなので、知っていたら教えてもらいたいかも。

2010年中国旅行 太原~北京 北京原人

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平遥古城を見学後、太原市内で夕食を食べ、夜の便で北京に戻る。はずだったのに、JTB!ったく~。飛行機の時間を間違えている。どうなってんだか。19時半と、9時を間違えていたようだ。大体、ガイドの兄ちゃんも夕方早いうちからちゃんと飛行機が出るか出ないか、確認するべきだよね、でもそれをしないのが中国なのかも。

と、いうことで急遽空気の悪い太原にて宿泊。翌日朝一番の飛行機で北京へ。シャワーを浴びたら、手も足もかびかびになる。かなりひどい水。

本当は朝から北京近郊の承徳に行くはずだったが、余裕のないのはいやだということで北京原人の集落があった竜骨山、周口店の世界遺産を見に行くことになった。    

周口店には人はほとんどいない。もしかして世界一人のいない世界遺産かもしれない。

ユネスコの世界遺産だというのに、人もまばらでもしかして穴場。実際に発掘された山をひと山、見学できるから、スケールは大きいんだが。

            

昔、学校でシナントロプス・ペキネンシス、なんて一生懸命覚えた記憶があるが、いまは違う学名になっている。知らなんだ、ホモ・エレクトス・ペキネンシスなんだと。ホモ・エレクトの亜種ということになっていて、我々人間とは枝が違うんだと。

そう言えば、生物室に飾ってあった、猿から、猿人、原始人へと変わっていくすがたは実は違う枝ものだと、学会発表があった。あれってよく分からんが、ヒトDNAが解析されて分かったことなんだっけね?ま、よく知らないことには手を出しません。

ということで、山全体が北京原人部落3時代の原人が発掘されているこの山には、なんとハイエナもいたらしいし、サイ、マンモス、トラとか。食べ物はいくらでもあったが、あっちから見ても北京原人は餌だったのかもしれない。

手前の山が崩れてしまっていて、原人たちは生き埋めになって発掘されたとのこと。奥の洞窟部分もいまにも崩れ落ちそうでスリル満点である。

人も少ないし、北京原人を満喫できた。

ばいば~い原人さん

2010年中国旅行 大同~太原 平遥古城

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大同にて1泊し、専用バスにて太原まで行く。朝早くに出て、5時間かけての長旅。中国のハイウェイはさすが大陸、ほとんど真っ直ぐでカーブが少ない。

太原市はガイドいわく、世界でもっとも空気が汚れているそうだ。ジャカルタよりもすごいんだかな?たしかに、石炭資源が豊富な山西省は火力発電でほとんどのエネルギーを賄っているし、北京にエネルギーを送っているそうだ。これだけ人口が多い国だし、そりゃとてつもないパワーなんだと思う。

バスの車窓からの景色は、そういったこともあり真白い煙を吐く火力発電所を随所で見ることができる。むかし、むかし、軽井沢に行くバスのなかから、安中工業地帯を見たときのような、あんな感じ。間違いなく汚染されているんだろうな。

平遥古城は現存する、中国唯一の城壁の町。西安、北京ともいまは城壁は一部しか残っていないが、ここはそのまま残っている。

SN3L0168

私は行ったことないけど、雲南省の麗江古城もこんな感じで、これにプラス脇水が流れていて綺麗だそうだ。ここはその点、ユネスコ世界遺産のわりには汚らしいかも。現在住人を三分の二追い出し、観光用に随所で工事中。あと何年かしたら、日光江戸村の中国版みたいなのができる予定。

古城の真ん中にある、門に登って辺りを見る。

城壁に上って散歩

平遥古城城壁1平遥古城城壁2

城壁から下を眺める

平遥古城門内門の内側に敵を入れて、上から石やら、矢やら、槍やらを落としてやっつけるんだそうで。実際ここでたくさんの敵がお亡くなりになったと思うと、なんだか不気味な感じがする。

平遥古城城壁3

これから数年かけて人を追い出し、整備をして世界遺産らしく観光都市になる予定の平遥古城。トイレがきれいになって、安心、安全な食べ物が出てくるなら賛成だが、追い出された人はどこに行くのやら。外は汚染された空気でいっぱいだし・・・

平遥古城、大きな大きな城壁の街。それ以外に、何も感じなかったかも。だって汚いんだもん。

2010年中国旅行 大同  雲崗石窟

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天空の城、じゃなかった、天空の寺懸空寺をあとにして、バスは山西省黄土高原を走る。

     黄土高原なう

 

なんだかすごい地形。

大同の街にて昼食をとり、またバスは走る。ちなみに大同という街、なんてこたない街だったようだが、ただいまやたら開発中。なんでも、観光都市にするらしい。

走ること1時間半くらいで、今回の旅のメイン雲崗石窟にやっと着く。

入口は立派な門構え。

3万人が住む村だったが観光のために時間をかけて人を追い出し、村を壊して石窟見学用にしたらしい。流石中国はやることが違う。何でも大雑把、じゃなかったスケールが大きい。人の土地ではなくて、国の土地だから問題なくそういうことをやってしまうところがすごい。

中国三大石窟といえば、洛陽の龍門石窟、敦煌の莫高窟、大同の雲崗石窟。龍門石窟は何年か前に見にいったし、敦煌はこの時期えらく寒いらしく大同に来たというわけ。

石窟に描かれている石造をモチーフに、新しくつくられた石塔が並んでいる参道。

             

ここをつくった仏教の高僧曇曜の石造

           

 

石窟は東西1kmにわたって、53の石窟がある。これを全部ちゃんと見るには、かなりの時間がかかるということで。今回は大きな石窟を幾つか見て、説明をしてもらう。

石窟の入り口にある伽藍は、あとから建て直されたもので、本当は全部の石窟に伽藍があったんだと。

   再建された伽藍      伽藍が焼けてなくなっている入口

 

まず伽藍を建てて、一番上の窓から壁を掘っていく。どんどん掘って石窟の天井から掘っていく、仏像は頭のてっぺんから下へ彫っていく。

一番大きな第3窟は、もともとの洞窟だったところを彫っていったので仏像に足場をさした穴が点々とある。

 

大きな三体の仏像。西方三聖↑正面観世音菩薩

 

ここを彫った人たちは奴隷とか、そんなんじゃなくて熱心な仏教徒たちで総勢4万人とか。遠くスリランカから来た人たちもいたらしい。ギリシャ的、インド的、中国的が入り交ざった感じ。ここに似た石窟はバーミヤンだとかって、ガイドが話してた。それから、ネクタイをしているような仏像があり、それはチョゴリなんだと。ネクタイのように見えるのはチョゴリの胸元で結ぶ紐らしい。半島からも彫りに来ていたということ?

   色彩がいまでも残っている すごい数の仏像

           

↓よく見ると、楽器を奏でる天女がいたり、インド舞踊を踊っていたりとかなりオリエンタルで文化の幅を感じる。

                

 

載せたい写真はたくさんあるがきりがないので。最後一番でっかい、この方。

            露天大仏

 

でかーっ!この日はすごいお天気で、真っ青な空に映えていた。中国の石窟は数多く、成都の龍門石窟、劉家峡の柄霊寺石窟、天水市郊外の麦積山石窟をすでに観光している。それに比べたら、ここが一番じゃないかと思った。熱心な仏教徒たちが幸せな気持ちで彫っていたんだ、ということが伝わるような、そんな場所だった。機会があれば、もう一度ゆっくり見に行きたい。

2001年中国旅行 北京~大同 懸空寺

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今年も知り合いのご招待で中国旅行に行ってきた。昨年は暮れに台湾に行ったけど、今年は中国。

まずは北京に1泊。

翌朝は1日に1便しかないということで、早朝出発の中華航空で北京から大同へ。

大同から専用バスに乗り、懸空寺へ。

なんと、こんな崖っぷち、つーか何で崖に建ってるんですか~~~?かなりのド迫力でして。

気温は1~3℃くらい。非常に寒くて、風も強い。やっぱり、あそこに行かなきゃいけないんだと、尻を縮ませながら奮起して向う私。

 

30本の細い柱に支えられてると思いきや、この寺全部支えているのは、岩に差し込んでいる27本の梁なんだってさ。(ひえ~~)それもうまい具合に調節されているらしい。紀元491年に建立された三教一合(仏教・道教・儒教)のこのお寺、1500年以上経ったいまでもしっかりしてる。これをつくった人ってすごいんですけど、何で私が登らなきゃいけないわけ?帰国してから、この崖っぷち寺がほとんどぶら下がり状態であることを知る。そんなこと知っていたら、行ってないよ~~~

で、いろいろとネットで写真を見ますとですね、信じられない数の観光客が数珠つながりで見学している姿があったりして。私らが行ったときは、そんなに混んでなかったんだということを知る。

 

中に入ると、横幅狭し。1人くらいしか通れなくて、一方通行になっているはずなのにっ!おっかないからさっさと進んで行くのにっ!一方通行を守らないのが中国の方のお約束、平気ですれ違ってきやがる。超おっかない、きゃーきゃー言いながらもしっかり写真は撮ったりして。

   一番おっかない細い通路

通路の途中で写真を撮る勇気はないので、通る前にパチリ。

怖いからとっとと見学して下りてきたけれど、ここまで来て見る価値あり。

懸空寺から下を↓見ると、下は川。この川が氾濫するので、治水の意味もあってこんなところに建てたとか。

正に天空のお寺。

お次は、中国三大石窟の1つ雲崗石窟に向うのだった・・・・